時ノ欠片 ストーリー
Last-modified: 2015-03-07 (土) 00:04:08
※○○にはユーザー名が入ります とある日のことだった。 「○○様、大変です〜!」 あなたの耳に聞き覚えのある声が響く。 普段であれば、その後に封印された神の名が続く。 「なにやら、変な裂け目が……!」 慌てるナビィに詳細を聞けぬままあなたは背を押され、 日の差し込む森の中に、少しばかり開けた場所があった。 「ここから、嫌な雰囲気を感じます……!」 確かに、その裂け目を覗き込むと 「ここは、他の神様にも相談して……あっ!」 はっ、とあなたがナビィの声で気がついたときには既に遅く、 そして、 「……目が覚めましたか」 あなたの耳に聞き覚えのある声が響く。 「私です……この空間に足を踏み入れたのですね……」 辺りは真っ暗で何も見えないが、 「この空間は、とても不安定です……」 「時ノ欠片を集め、世界を修復するのです……」 そう言うと、闇ナビィはあなたに背を向け 他に手がかりの無いあなたはすぐさま立ち上がり、 すると、なにやら耳に心地のいい音が聞こえてくる。 そのまま歩みを進めると、 怪しい裂け目の話は、 「へぇー!こんな所にこんなものが……」 話を聞き一番にやってきたのはアポロンだった。 「あっアポロン様!あんまり近づきすぎると危ないです〜!」 ナビィの注意をよそに、アポロンは裂け目の向こう側に興味津々な様子だ。 「この中に○○が引きずり込まれたんだよね?」 アポロンが空間の裂け目を覗き込むように近づくと、 「あっ!アポロン様〜!」 腕はアポロンを掴んだ……はずだったが、 「…あれっ?アポロン様、ご無事ですか〜!?」 腕がアポロンを掴まなかった理由は 「不思議な事もあるんですね〜!」 「もしかして、神様は掴めないのかな?」 ナビィとアポロンはそれぞれ、他の神達に助けを求めるべくその場を離れた。 ナビィとアポロンが集めた情報によると 「この差は一体何なのでしょう……!」 首をかしげるナビィ。 夢幻ノ砂丘を歩く○○と守護神、 例えば、 そのため、過去に出会った魔神やモンスターに遭遇したり、景色が突然変貌したりすること。 思い返してみれば、以前上った蜃気楼の塔も時空が歪んでいた。 事実が明らかになるにつれ、 一体何の目的で生み出したのだろうか? 「何か考え事でもしていたのですか?」 不安の色が顔に出ていたのだろうか、 「夢幻ノ砂丘…ナビィはなんだか、 確かに、時間も空間も歪んでいるのだからナビィの言っている事はいずれも嘘ではないだろう。 「ところで、スヴェイ=クレプシードは一体何者だったのでしょうか?ナビィはさっぱりでした……」 神様がこの空間で得た力が覚醒ならば、こちらの攻撃を封じる結界が、彼ら時ノ住人がこの空間で得た力なのかもしれない。 「その分、倒すとかなり次元を修復することができますね!」 ナビィの意見に頷く。この空間に存在する魔神やモンスターを倒すことで次元が修復できるのもまた同じ理屈なのだろう。 ――もしもここで次元を修復しなかったら、世界はどうなっていたのだろうか? ふと頭をよぎった疑問に軽く身震いしながら、 |